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保田邦彦

Author:保田邦彦
「酒が旨いと肴がうまい。肴が旨いと酒が旨い」
ビール、焼酎を飲むときの肴は魚が一番!
そんな信念に従い、1年365日、魚を食べることを目標に、美味しい魚、食べたことのない魚を求めてあちらこちらと徘徊。
魚の美味しさを深く考察していきたいと考えています。

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●南紀白浜ー上手いものづくし

温泉と美味しい魚を食べることを目的に
和歌山県の白浜温泉にでかけてきました。
宿泊はホテル。食事は朝食だけとし、夕食は外食。
海が眼の前のいい店を発見しました。
何といっても名前がいい!
「長九郎酒場」といいます。

名前からして美味しそうなモノが揃っていそうです。

みせxx

●今日の旨いもん!−きびなご、つめがい、うに、くじら、うつぼ

採点★★★★★

RIMG0556xxx.jpg


●きびなご

焼いても美味しい魚ですが、もちろん刺身でもその美味しさは変わらない。
脂の乗りの加減は程よく、次から次へといただけます。
きれいな色合いで食べるのがもったいない感じですが…


つめ貝xx

●つめがい

爪があるからつめがいと呼ぶそうな。
味は他の貝とほとんど変わりません。
なんにしても、貝独自の歯ごたえがたまりません。
このつめがい、旬は6月とのこと。

うにxx

●うに

地元産のうに。キメが細かくて、甘さも十分。

くじらxx

●くじら

生肉の状態で見ても、品質のいい肉です。
そのうえ焼いても、固くならず柔らかさはそのまま。
久し振りに美味しい鯨の肉をいただきました。
太地が近いので納得できますが…。

うつぼxx

うつぼ2xx

●うつぼ

今回のメインディシュです。
ご覧のようにアミ焼きでいただきます。
店主曰く「しっかり焼いてくださいとのこと」
かなり脂がポタポタと下に落ちます。
さてその味は…
皮はパリパリと小気味よく、肉は柔らかくサクッという食感。
味はといえば、ともかく濃厚でやみつきになります。。
とはいえまったくしつこくはない。
それが故に飽きることもない。

和歌山ではうつぼは日常的に食べているようで、お土産として肉を細切りにして揚げたものもあります。

●鯛−刺身より煮付け

魚専門の居酒屋も近頃は洒落た料理を食べさせてくれます。
鯛は刺身よりも煮付けで食べるのが好きですが、この「鯛かぶら」はいけます。

●今日の旨いもん!−たい

採点★★★★★

RIMG0015.jpg

RIMG0011.jpg

RIMG0016.jpg

味付けは薄いけれど上品な味です。
煮込んだ割には身には弾力があり、腰があります。
かぶらも美味しいけれど、薄く刻んだ葱が効いています。

RIMG0005.jpg

魚を食べる時はいつも最初は刺身からが約束毎です。
今日は何の刺身が上手いかな!と探していたところ、注文を取りにきた女性が「1切れ200円のまぐろの大トロはいかがですか?」とのこと。
まぐろ専門店でしか美味しいまぐろは食べれないと考えているのですが、まあ騙されたと思って注文しました。
食べてみたら確かに大トロ。
とはいえ大トロの下クラスですが、1切れ200円なら安いものです。

●まぐろ三種盛り−食べ比べのいい機会でしたが

正月の帰省を兼ねて東京で1泊してきました。
色々、行ってみたい店もあったのですが、ホテルの近くの店に入りました。
魚を中心に揃えた高級居酒屋といった感じの店でした。
メニューを見て、早速目に飛び込んできたのが「まぐろ三種盛り」3200円でした。
とりあえずそれを注文して、後は様子を見てということにしました。
刺身らしくない器と盛り付けに驚きましたが、まあこれが東京風なのかと納得して食べてみました。

●今日の旨いもん!−くろまぐろ、びんちょうまぐろ、めばちまぐろ

採点★

a.jpg
奥/メバチ、左/びんちょう、右/くろまぐろ

b.jpg

d.jpg



どれを食べてもどれも水っぽくて、肉にしまりがない。。
醤油とわさびを多めにつけて食べてみるも、どうしょうもない。
まあ市場も休みではあるし、何も新鮮なものを求めているわけではありませんが
あまりにひどい味である。
くろまぐろは中トロではあるが、水気がありすきで箸がすすみません。
この後、予定ではきんきの一夜干しを注文の予定でしたが、さっさと店を出ました。
時期が悪かったのか、はたまた店が悪かったのかは分かりませんが、入店して30分後には50席近い店内は一杯でした。
口直しにホテルのバーで余市を3杯流し込んで、さっさと眠りました。
正月早々、不味いものを食べてしまいました。
それも一番好きなまぐろだけにショックです。
とても食べ比べなどできません。

●一番美味しい魚って何ですか

有名なSNSに「肉より魚が好き」というコミュニティがあります。
私もこのコミュニティに参加しているのですが、昨年、「一番美味しい魚って何ですか?」というトピックが立ち上がりました。
以下はそのトピックの書き込みからの抜粋です。
他人がどんな魚を好んでいるのかがよく分かり、勉強になります。

キンメの煮付けこりゃあ間違いなし/俺は鍋はクエ、煮付けはキンメとガシラ、刺身はヒラマサとシマアジ、塩焼きはアジ/カラスガレイ/アジとサンマは定番です/うまい!! とは別ですが「はも」/感動したのは北海道の常呂町で食べた「黒そい」の刺身/個人的には魚は一度干した物を焼いたのが美味いと思います。鰯の一夜干し、きんきの一夜干し、フグの一夜干し、本ししゃも/鮒寿司と鯖のへしこ/12月の新潟県沖で獲れた寒ブリを食った時は感動した。そのときは刺身と湯引きとカマ焼き。後は、ノド黒も刺身・焼き共に絶/鯖の刺身、秋刀魚の刺身、マンボウの肝和え/やっぱり鰺ですね/カワハギの刺身も深い味わいで、なかなかのものですよ/一年を通して美味しく食べられるのは、やっぱり鯵かなぁ。焼いてもよし、刺身でもよし、なめろうにしてもよし/過去皿が空になるのが早かったのが順に1.ヒラスズキ、2.キジハタ(アコウ)、3.イシガキダイ /オニカサゴ。刺身と焼いて調理。焼くとカニっぽい味が/天然ヒラメ。天然のエンガワが美味い/カワハギ肝あえ/寿司ネタならエンガワ・白子・サンマ・アジ・ツブガイが好きです/鮭、秋刀魚が大好物です/魚ではあじの塩焼き 銀ムツの煮付け、寿司では、白子、えんがわ、大トロが好きです/サクラマスの塩焼き/サーモン(刺身)が一番好きですカルパッチョなんてサイコー 。焼き魚だと秋刀魚の塩焼き、煮魚だと鯖の味噌煮/No1は塩焼きなら、さんま。お寿司なら、さば。ただし、鮮度、旬、が一番のキーですよね。でもでもやっぱりさばです/お刺身はタイ/カンパチ/中トロあたりが特にお勧め/キンメの煮付けこりゃあ間違いなし/鍋はクエ<、煮付けはキンメとガシラ、刺身はヒラマサとシマアジ。塩焼きはアジ/カラスガレイ。帰省すると必ず食べます。アジとサンマは定番です。うまいとは別ですが、「はも」。実家が京都なので。あと、感激したのは北海道の常呂町で食べた「黒そい」の刺身/シマアジ、黒ソイ、アイナメ/刺身や塩焼きもいいけど個人的には魚は一度干した物を焼いたのが美味いと思います/鯛の一夜干し、きんきの一夜干し、フグの一夜干し、本ししゃも(カペリンぢゃありません)の干したやつ/どれも美味しいです/12月の新潟県沖で獲れた寒ブリを食った時は感動した。そのときは刺身と湯引きとカマ焼き。後は、ノド黒も刺身・焼き共に絶品/鯖の刺身、秋刀魚の刺身、マンボウの肝和え/私の最後の晩餐はサンマの塩焼き定食です/やっぱり鰺ですね/鰺の塩焼きは毎日でも飽きません/カワハギの刺身も“深い味わい”で、なかなかのものですよ。肝醤油でいただいたりすると、なお一層コクが出て美味です/一年を通して美味しく食べられるのは、やっぱり鯵かなぁ。焼いてもよし、刺身でもよし、なめろうにしてもよし/本気でめちゃくちゃ美味しい魚は美味しいとかなんとか言わずに無言でどんどん箸だけが伸びてきてあっという間になくなります。 で、過去皿が空になるのが早かったのが順に1.ヒラスズキ、2.キジハタ(アコウ)、3.イシガキダイ。ヒラスズキはものすごい量あったのにすごい勢いで・・・。ほんと美味しい魚だと思います/カンパチとかカワハギ、クロソイなんかも好きです。冬のカワハギの肝和えはたまりませんね/ソップはアイヌ語だったかと。北海道の支笏湖で、昔、釣って食べました。天然物です。解禁にならないと釣れないのでなかなかお目にはかかれませんでした。実は薄いピンクで、とろけるように柔らかかったです/天然ヒラメ/寿司ネタならエンガワ・白子・サンマ・アジ・ツブガイが好きです。家で料理するならサンマ・カレイ・鮭が好きです。

■北陸敦賀 日本海さかな街探訪■

●平日も賑わう魚市場

「日本海側最大級の魚市場」というキャッチフレーズの魚市場を訪れました。
場所は福井県の敦賀。
国道27号線に面したこの魚市場は土日はもちろん、平日でも賑わいを見せています。
それもそのはず、観光バスの休憩場所となっているのですから人が多いのも頷けます。
訪れるのは今回が三度目。
いつもは土日の訪問なので、今回は平日訪問。
かにの時期とあって、どの店舗もかにを積極的に売っています。
しかし残念ながら、かにはあまり好きでないので他のものを物色。
もちろん、今回は大型のクーラーボックスとたっぷりの保冷剤を持参。
購入したものは甘だいの一夜干し、あじのひらき、ほんまぐろ、ぼたんえび他、向こう1週間分の魚介類。
この魚市場の店舗数は70店。
その中には鮨屋もあれば、お馴染みの海鮮丼の店もありますが、今回は試食でお腹が一杯となったため食べませんでした。
さて次回はいついきますか…。

敦賀市場 011xx

敦賀市場 012xxx

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お真鯛xx

漬物

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■食べるところが少なすぎます■

●さより(細魚)ー高級魚というけれど

さよりという魚の存在は知っていましたが、これまで一度も食べたことはありませんでした。
というわけで初めてのさより体験。

●今日の旨いもん!−さより

採点★★★★★★★

さより●

さより2●

細長い魚なので、刺身も当然、薄切りとなるのでしょうが
それにしても身を明かりに向けてみると、向こう側が透けてみえます。
しかし半透明な身の美しいこと。
味は上品さを感じますが、同時に素っ気なさも感じます。
僅かさに甘さはあるものの、歯ごたえがなく物足りなさを感じてしまいました。
やはり旬の時期でないとだめなのでしょうか。
個人的にはてんぷらが一番合うと思うのですが…。


さよりが沖縄で有名なダツやとびうおの親戚とはまったく知りませんでした。
以前、南西諸島をシーカヤックで旅したとき、洋上でダツにもとびうおにも遭遇しました。
ダツは光るものに反応する魚で漁船の上の漁師の人が過去、何人も怪我していると地元の漁師の人に聞きました。
何度も飛ぶのをみましたが、その時はこちらに向かってくることはありませんでしたが、飛ぶ魚は凄いと関心するよりも、怖さを先に感じます。
この立派な角?を見たら、小さいさよりといえど怖さを感じます。

酔ってはいないのに写真を失敗しました。
ピントがまったくきていません。
残念!

■サヨリ■
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


・学名:Hemiramphus sajori(Temminck & Schelegel, 1846)
・和名:サヨリ
・英名:Japanese halfbeak
・サヨリ(?、細魚、針魚、学名:Hyporhamphus sajori)は、ダツ目・サヨリ科の海産魚。
 沿岸の海面近くに生息する細長い魚で、食用魚でもある。

・特徴
全長は最大40cmほどで、同じダツ目のサンマとよく似た細長い体型をしている。
サヨリ科一般の特徴として下顎が長く突き出し、上顎は小さな三角形の弁状にしか過ぎないが、この一見アンバランスな形の口器の適応的意義はよくわかっていない。
ただ、同じトビウオ上科のトビウオ類も、稚魚のときに同じような下顎の伸張が起こることが知られている。
この下顎の先端は生きているときには赤い。背中は青緑色だが腹側は銀色に輝き、筋肉は半透明である。
腹膜は真っ黒で俗に「見かけによらず腹黒い人」の代名詞とされることもあるが、これは筋肉が半透明で光を透過しやすい魚によく見られる現象で、恐らく腹腔内に光が透過するのを防ぐ適応とみられる。
同様に腹膜が黒いコイ科の淡水魚ハクレンでは、成長に伴って食物が動物プランクトンから植物プランクトンに移行する時期に急速に腹膜が黒変することが知られているが、この移行時期に強い日光を浴びると、消化管に取り込まれた植物プランクトンが光合成を行って酸素の気泡が発生し、消化管が膨れ上がって水面に腹を上にして浮かぶなどの障害が発生することが報告されている。
サヨリも後述のように成長に従って海藻も食べるようになるため、あるいは摂食した海藻の光合成を抑制する意味があるのかもしれない。

・分布
沿岸性で、樺太の西側から台湾にかけての北西太平洋、日本海、黄海、渤海湾の陸地近海に分布する。
海面すれすれを群れをなして泳ぎ、動物プランクトンを捕食したり、浮遊する海藻の断片を摂食する。
危険を感じるとよく空中にジャンプする。
サヨリ科には淡水域にまで侵入する種が多く知られるが、サヨリは汽水域までは進入するものの純淡水域にまでは進入しない。
4月中旬から8月中旬が産卵期であり、群れで藻場に入り込み、メダカの卵に似た直径2.2mm程度の大粒の卵を、粘着糸で海藻や海草に絡み付ける。
孵化直後の仔魚は全長7mm程度で、これが2.5cm程度まで成長すると下顎の伸張が始まる。
下顎はいったん成魚よりも全長比で長く伸張するが、次第に体の他の部分の成長が著しくなり、全長27cm程度になると、ほぼ成魚と同じプロポーションになる。
寿命は2年余りと考えられている。


・漁獲
春から秋にかけて漁獲されるが、旬は3月から5月にかけてとされる。
刺身、寿司だね、椀だね、天ぷら、塩焼き、干物などに料理され、白身の高級魚として扱われる。
刺身など非加熱で調理するときは、たて塩にすると持ち味の甘みが引き立つとされる。
釣りの対象魚としても好まれ、関東では一般的なウキ釣りやフカセ釣り、関西ではシモリや連タマと呼ばれるウキが3〜10個連なった仕掛けがよく用いられる。
海から川へ溯ることもあり竹竿に釣り糸を張って弓状にして糸を川に沈め水面を溯上するサヨリを引っ掛けて釣ることもある。


・近縁種
サヨリ科の魚は全世界の熱帯・温帯から12属・80種以上が知られ、うち日本には6属・13種が分布する。

センニンサヨリ
Hyporhamphus quoyi Valenciennes, 1847
全長40cmほど。サヨリによく似ているが下顎がやや短いこと、尾びれの切れこみが深く下半分がトビウオと同様に突き出ていること、体の断面が丸っこいことなどで区別する。
インド洋から太平洋の熱帯域に広く分布し、日本では小笠原諸島、九州、南西諸島に分布する。
内湾の表層に群泳するが、大きな河川では上げ潮に乗って汽水域に進入することがある。
沖縄方言ではミズバユーと呼ばれる。

クルメサヨリ
Hyporhamphus intermedius Cantor, 1842
全長20cmほどの小型種で、下顎の先端が赤ではなく黒いのが特徴である。
汽水域を主たる生息域とし、純淡水域まで侵入する。中国、朝鮮半島、本州、九州に分布する。
準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)

ナンヨウサヨリ
Hemiramphus lutkei Valenciennes, 1847
全長30cmほど。やや小型で、センニンサヨリとは逆にサヨリより下顎が長い。
インド洋・西太平洋の熱帯域に分布し、日本では西日本の太平洋側に分布する。

ホシザヨリ
Hemiramphus far Forsskal, 1775
全長60cmほどに達する。下あごが長く、和名のとおり体側に黒い斑点が数個点在する。
インド洋・西太平洋・地中海東部まで分布し、日本では西日本の太平洋側に分布する。

コモチサヨリ
Zenarchopterus dunckeri Mohr, 1926
全長15cmほどの小型種で、尾びれには切れこみがなく三角形をしている。
和名どおり卵胎生で稚魚を産む。ベンガル湾から西太平洋の熱帯域に分布するが、日本では先島諸島に分布する。
汽水域で一生を過ごすので、マングローブ林の水路などで見られる。準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)

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